C-Skyブログ「らせん」
- 2010/08/09
- 「家族でお店をやっていく」ということ
先日、2か月ほど前に当社でデザインから施工まで行わせて頂いた菊すし様に行ってきました。
閉店間際にお邪魔しましたが、嫌な顔ひとつされず、
おいしいお寿司をごちそうになりました。
本当に何度もお褒めの言葉を頂き照れつつ、
OPEN後の問題点も指摘され恐縮しながらも、
おいしいお寿司とお話しで楽しくお食事させて頂きました。
OPENして2カ月、本当にお客様が絶えず、お昼は行列ができ、
夜は常にいっぱいで入店をお断りしないで済んだ日は一日もないそうです。
ご主人は、息子さんに良い状態でお店を引き渡せると喜んでおられました。
息子さんも本当に生き生きと自信を持ってお仕事されていました。
私たちにとっても、これほど仕事冥利に尽きることはありません。
菊すし様には、プレゼンに際して、はじめに2案提案させてもらいました。
そのうちの一つを大変気に入って頂きました。
ですが、その案は、もろもろの諸費用を加えると
現実のご予算を少し超えていました。
それで次回には、VE 案(*注)をご提示させて頂きました。
ところが、おかみさんが「私は最初の方が良かった。」と一言・・・。
おかみさんは、お寿司屋さんを何年も切り盛りされていながら
「おすしが好きだから」と一週間に一度は、
他の様々なお寿司屋さんに行かれているとのこと。
まさに私たちC−Skyのモットー「2人のお客様視点」を体現しておられる姿勢に
大変感銘を受けました。
それからは、おかみさんに導かれるように
最初に提示したデザイン通りに創っていきました。
私たちがお手伝いさせて頂いたお店が繁盛されている姿は、
何物にも変えがたい喜びです。
しかしそれよりも今回私が感じたのは、施主ご家族の自然な家族愛、
人間愛に包まれている居心地の良さです。
それは最初の打ち合わせから今に至るまで全く変わることがなく、
こちらまで幸せな気持ちにさせられました。
全てが組織化、効率化、マニュアル化されていく世の中で、
このような素敵なお店があるということが
豊かな食文化のある社会であるような気がします。
イタリアやフランスに家族経営の小さなレストランがあるように、
東京のど真ん中にも菊すしさんがある。
そんな素敵なお店をたくさん創っていくお手伝いができれば幸せです。
尾崎
(*注)VEとは、バリューエンジニアリングの略。
ここでのVE案とは、原案の雰囲気を残しつつ素材や製作の仕方を変えて
予算を調整したという意味です。
- 2010/02/24
- 社会貢献について
C-Sky株式会社
代表取締役 尾崎勝悟
この度、当社でWFP(国連世界食糧計画)へ募金をすることにいたしました。
>> WFP 国連世界食糧計画
当社のパートナーの方がWFP関係のお仕事も手伝われているとのことで
ご案内を頂いたことがきっかけとなりました。
実はこの団体のポスターが素晴らしく駅などで見るたびに興味を持っていました。
”デザイン発見”という当社のブログにも投稿してありますのでぜひご覧ください。
募金は、会社として長く継続できる形で行いたいと思っていましたので、
ちょうど渡りに船で、早速本年1月から行うことにした次第です。
社会の中で生かされている企業である限り、
社会貢献は当然のことかと思いますが、
HPを通して皆様に宣言する以上、責任を持って継続していこうと思います。
そこで、どのようなスタンスで取り組んでいこうとしているのか、
決意表明を兼ねて述べさせていただきます。
私は、個人的にある大手のボランティア団体への寄付を続けています。
以前、熱心に取り組んだことがあったのですが、
その団体の本部に行ったときに少し違和感を覚え、
急速に気持ちが冷めてしまいました。
詳しい経緯の説明は避けますが、
結局募金したお金はそのまま困っている人たちに行くわけでなく
立派な本部の建築費や諸々余計な経費にも使われるのだということを、
生生しく感じてしまったのです。考えてみれば当たり前のことなのですが。
できることなら私たちが力をつけて、
ある程度大きな規模の募金ができるようにし、
直接奉仕できれば一番良いのだな。
と思ったのです。
一方で、それらが単独で行えるだけの規模の力がなければ、
会社としては何もしなくて良いのか?
という自問が常にありました。
それらのことが、今回後押ししていただけたことで、
気持ちよく踏み出すことができました。
日々の業務と連動した中で募金を行いたいと考え、
請け負った工事が終わるごとに1000円を募金させて頂くことにいたしました。
社会貢献に対する私の考え方ですが、
私は、大上段に社会貢献を会社のコンセプトに謳おうとは思いません。
なぜなら、最も自然で継続的な社会貢献は、
個人個人が一生懸命働き、良い社会を望むことだと思うからです。
私が社内で当社スタッフ向けにする例え話があります。
我々一人一人は、木こりです。
山で木を切る仕事をしています。
それを一生懸命、誠実に行えばいい。
そうすると山はきれいに間伐され、雨を含み、土砂崩れを防ぎ、
きれいな石清水を生み、麓の街に流れて行きます。
麓の子供たちは川で遊んだり、
農家の方々はきれいな水を使い田んぼに水を引き込み
おいしい農作物をつくるでしょう。
「良い会社を創る」という理想に向かって、
「お客様にとっての良い空間を創る」という
当たり前のことを当たり前に継続して行う。
それが会社に貢献し、社会に貢献することになるのですよ。
・・・・・という内容です。
自分たちの仕事を、一生懸命、誠実にやっていれば
それが何よりも健全で豊かな社会づくりへの貢献につながるはずです。
企業や、私たち国民の多くが、社会貢献を第一義に考えていると国も企業も衰退し、結局困っている人に手を差し伸べられなくなるのではないでしょうか。
先日、中国に行ってきたのですが・・・・中国はガツガツしてます。モーレツです。
日本は、何が大切なのか優先順位を間違っているのでは、、、
そんな国になってしまっているのではないかと危惧します。
私たちは、これからも世に必要とされるべくモーレツに働き、
お客様の信頼を勝ち取ることで、継続して成長していくという、
企業として当たり前のことをベースにしながら、
世界を勉強し、視野を広げ、より多くの方々に必要と思って頂けるように
社会貢献を行って参ります。
2010.2.24
- 2009/10/17
- 繁盛店のつくり方
当社で設計・施工した、トラットリアコロッセオ中目黒
先日、営業中のお店に行ってきました。
本当に”いいお店”になったなぁと感慨深い思いになりました。
料理も本当においしく、お店の雰囲気も最高でした。
色んな名店で腕を磨かれた若くて脂ののった方々が集まり
独立開業されました。
何十社の中から当社を選んで頂きました。
今回は、構想から細かいディテールまで、オーナーさん方がお持ちの
こだわりを店舗づくりのプロとして受け止め、素直に、時にはアレンジして
実際の空間にしていくことが私たちの仕事でした。
御契約後も毎日のように詳細な打合せを行いました。
物件も理想的と言えない難しい条件もあり苦労しました。
最後までぶつかり合いながら造らせて頂きました。
忙しい合間を縫ってオーナーさん方が代わる代わる私たちの席に
来て下さいました。
皆さん充実した顔つきで、お店の繁盛ぶりが伺えました。
山寺さんに「C-Skyさんにお願いして本当に良かったです。」
と言って頂いて本当にうれしかった。
「すごく調子良くて、ちょうど今日発売の東京カレンダーに掲載されたんですよ。」
と田崎さん。
知らなかったので翌日見てみると確かに堂々掲載されてます。
その書き出しは、
漲る活気、溢れる笑顔。開店してまだ2カ月だというのに、
オープンキッチンから立ち上る、この充実ぶりはどうだ。・・・
まさしくその通り。さすが書き手のプロ。この空気感を伝える絶妙な文章です。
「オーナーさんの情熱と創り手の真摯さが、繁盛店を創る絶対条件だな。」
と再認識しました。
クライアントとの真剣な取り組みは私たちの成長の源です。
尾崎
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実は私も写真撮影でCOLOSSEOさんに伺いました。
平日にもかかわらず予約はいっぱいで、20時をまわる頃には満席に!
料理、お店の雰囲気、どれをとっても素敵でした。
行けば必ずにぎわう理由がわかります。
ぜひ足を運んでみて下さい!!
総合企画室 児玉
- 2009/08/11
- 残暑お見舞い申し上げます。
総合企画室の児玉です。
2009年も後半に入りましたが、C-Skyは変わらず走り続けています!
今回はC-Sky NEWS Vol.5(詳しくはこちら)より、ご紹介をしたいと思います。
[[ C-Sky NEWS Vol.5より ]]
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最近、パン屋さんの依頼が多くパン屋さんというお仕事について
勉強し、お話を聞かせて頂く機会が多くあります。
その中でハッとし、そして大変刺激になるお話を聞きいたので
紹介したいと思います。
パン屋さんは、みなさん自分のパンが一番旨い!と思っているそうです。
なぜかというとパン屋さんは自分で焼いた焼きたてのパンを食べるから、
だそうです。
でもお客様はどうでしょうか?買ったパンをいつ食べるのかわかりません。
明日かも明後日かもしれません。
その上でどこのパンがおいしいかを判断するのです。
どの職業でもプロならば、お金を貰えるように一生懸命やっているわけです。
それこそ血がにじむ程の努力をしているのですから、
自信やプライドがなければやっていけません。
しかしながらその中でさらに秀でたものが勝ち残るのだとすれば、
やはり商品を買ってくれる様々なお客様にとって
これは本当にいい商品かどうかが大事だと思うのです。
「プロとして研鑽し積み上げた上でのお客様視点の商品やサービス」
これが大事だと改めて気づかされるお話しでした。
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私たちはプロフェッショナルであることはもちろん、
“2人のお客さま視点”を大切に、空間創りに取り組んで参りたいと思います。
- 2008/12/27
- サービスそしてデザインについて
こんにちは、総合企画室の村上と申します。
2008年最後のコラムは
「サービスそしてデザインについて」
をご紹介したいと思います。
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「サービスそしてデザインについて」
このような話があります。
東京ディズニーランドのレストランに若いご夫婦が来店されました。
そのご夫婦はお子様ランチを2つ頼まれました。
キャスト(アルバイトのスタッフ)は困りました。
マニュアルでは9歳以下のお子様でないと
お子様ランチは出せないルールになっているからです。
しかしその特別な雰囲気を察したキャストが理由を伺いました。
するとその女性が言いました。
「私達の娘は1歳の誕生日を待たずに亡くなってしまったのです。
今日はその娘の1周忌で大きくなったら連れてこようねと
話していたディズニーランドに来たのです。
そしたらマップでこのお店にお子様ランチがあることを知り
思い出にしようと・・・。」
そのキャストは「わかりました。少々おまちください。」と答え、
マネージャーに事情を話しました。
マネージャーは3つのお子様ランチとお子様用の椅子を
お出しするように指示しました。
キャストはお子様用の椅子を持ってきて、「お子様はこちらへ。」
とまるでそこに子供がいるように導きました。
そして「どうぞディズニーランドでの楽しいひと時を
3人でお過ごしください。」と言って立ち去りました。
後日そのご夫婦から東京ディズニーランドを経営する
オリエンタルランドの社長宛てに手紙が届き広く知れる話になりました。
その手紙にはこのように書かれていました。
「お子様ランチを食べながら涙が止まりませんでした。
まるで娘が生きているかのような家族のだんらんを味わいました。
こんな体験をさせていただくとは夢にも思いませんでした。
二人で涙を拭いて生きていきます。
そして2周忌、3周忌にはまた娘を連れて遊びに行きます。」
これが「マニュアルを超えた感動」と言われ
世界中のディズニーランドで模範とされている話です。
私たちはもっと深い要望、欲求に応えていかなければなりません。
それはニーズを超えた“ウォンツ”に応えることで
顧客ディライトCustomer Delight=CDと言います。
期待<パフォーマンス→顧客は感動となります。
デザインは付加価値であり、サービスであり、気配りです。
私たちはデザインという武器を効果的に使いクライアントに
“予想を超えた感動”を提供することができます。
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“感動”というものは色んな形で人に伝わるものだと思います。
コラムを読みながら、果たして私はこの1年間を振り返り
”感動”を提供することができたのか?
日々の業務に追われてしまい、忘れてしまいがちになっていなかったか?
改めて考えさせられました。
まもなく2008年が終わり、新年を迎えようとしています。
残りわずかの日々の中で2008年の自分と振り返り、
2009年を迎えたいと思います。
皆さんもよい年末年始をお過ごし下さい。
2009年もC-Skyブログ「らせん」をよろしくお願いします。
総合企画室 村上























