四街道 和食店 宮ざき
年の瀬の迫る頃、既に今回の物件のすぐ並びに居酒屋を経営されているクライアントより、「特別なお得意様をもてなすプライベートなお店を出店したい」とのご依頼を受けました。
具体的なデザインは、ほとんど「お任せ」でしたが、御主人と美人の奥様のお話しを聞くにつけ すぐにピンときました。
今回のデザインの目的は、
「このお二人の、心からのホスピタリティ精神をデザインすることだ!」
数多くのデザイン案の中から、2つのデザイン案をご提示し、今回の“光と格子のリズム”をテーマとしたデザインを選んで頂きました。
当社でご提案するときにタブーとしていることがあります。
それは、”隠れ家的”なお店を創ること。
今回は、あえてその禁を破りました。
なぜなら 入口にインターホンが付いていてご予約のお客様しか入れないんです。
ですからファサードは一見、どこが入り口かはっきりわからないような、格子の壁だけがそこにあるような設えになっています。
出迎えられ、扉が開くと、天井の格子の隙間からまるで木漏れ日のように光が射し、それぞれ個室となっている客席へと誘います。
2部屋ある個室とカウンター席は、ゆったりとスペースを確保し、床材には清潔感のある竹フローリングを使い、要所要所の床には床暖房を仕込みました。
オーナー夫妻の”おもてなしの心”を、五感で感じて頂けるようにデザインいたしました。
ご依頼内容:新規和食店出店に伴う企画・デザイン・設計・施工
物件内容:路面店 62m2 / 18.8坪
竣工:2009年3月