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「家族でお店をやっていく」ということ

先日、2か月ほど前に当社でデザインから施工まで行わせて頂いた菊すし様に行ってきました。

 

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閉店間際にお邪魔しましたが、嫌な顔ひとつされず、

おいしいお寿司をごちそうになりました。

本当に何度もお褒めの言葉を頂き照れつつ、

OPEN後の問題点も指摘され恐縮しながらも、

おいしいお寿司とお話しで楽しくお食事させて頂きました。

 

OPENして2カ月、本当にお客様が絶えず、お昼は行列ができ、

 夜は常にいっぱいで入店をお断りしないで済んだ日は一日もないそうです。

 

ご主人は、息子さんに良い状態でお店を引き渡せると喜んでおられました。

息子さんも本当に生き生きと自信を持ってお仕事されていました。

私たちにとっても、これほど仕事冥利に尽きることはありません。

 

菊すし様には、プレゼンに際して、はじめに2案提案させてもらいました。

そのうちの一つを大変気に入って頂きました。

 

ですが、その案は、もろもろの諸費用を加えると

現実のご予算を少し超えていました。

それで次回には、VE 案(*注)をご提示させて頂きました。

ところが、おかみさんが「私は最初の方が良かった。」と一言・・・。

 

おかみさんは、お寿司屋さんを何年も切り盛りされていながら

「おすしが好きだから」と一週間に一度は、

他の様々なお寿司屋さんに行かれているとのこと。

まさに私たちC−Skyのモットー「2人のお客様視点」を体現しておられる姿勢に

大変感銘を受けました。

 

それからは、おかみさんに導かれるように

最初に提示したデザイン通りに創っていきました。

私たちがお手伝いさせて頂いたお店が繁盛されている姿は、

何物にも変えがたい喜びです。

しかしそれよりも今回私が感じたのは、施主ご家族の自然な家族愛、

人間愛に包まれている居心地の良さです。

それは最初の打ち合わせから今に至るまで全く変わることがなく、

こちらまで幸せな気持ちにさせられました。

 

全てが組織化、効率化、マニュアル化されていく世の中で、

このような素敵なお店があるということが

豊かな食文化のある社会であるような気がします。

 

イタリアやフランスに家族経営の小さなレストランがあるように、

東京のど真ん中にも菊すしさんがある。

 

そんな素敵なお店をたくさん創っていくお手伝いができれば幸せです。

 

尾崎

 

 

(*注)VEとは、バリューエンジニアリングの略。
ここでのVE案とは、原案の雰囲気を残しつつ素材や製作の仕方を変えて

予算を調整したという意味です。

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