先日、東船橋のトラットリアを手掛けさせて頂きました。
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「本場イタリアの雰囲気を出したい」というご要望を意識したお店創りをしましたが、
本来、欧州の内装は歴史や素材の重みがあってこそあの雰囲気をつくり出すことができます。
ですので、「本場のイタリアの雰囲気」を限られた予算の中で実現することは、
ハードルの高い要望と言えます。
そこで、限られたご予算の中でできる限り本物感を出すために意識したことは...
■1.形はシンプルに、ディスプレイでお店の味を出す
シンプルな空間にして、ディスプレイなどでオーナーさんの色に染まりやすくすること。
このお店ではアーチや段で変化をつけていますが、アーチを造ることは技術的にも
予算的にも難しいことではありません。
■2.雰囲気あるライティング
日本的なお店創りの定番であるダウンライトやスポットライトでのライティングを減らし、
欧州のお店のようにシーリングやブラケットを多めに使い、ほのかな光で演出します。
欧州のライティングはキャンドルライトの光が手本になっており、蛍光灯に慣れた
日本人からすると薄暗く感じることもあります。
■3.素材に本物を使う
通常、予算が少ない場合、床はビニール系の塩ビタイルを使います。
なぜなら、床を意識して食事をする人はいないので、予算が低くメンテナンス性のよいもの
を使うことが多くなります。
しかし今回は無垢フローリングを使っています。使えば使うほど"味"が出てくるからです。
壁も同様にクロスではなく左官系の材料を使用しました。