店舗デザイン用語集

■アスファルト防水(-ぼうすい)
アスファルトを使った防水の工法。
液状のアスファルトとシート状のアスファルト・ルーティング、アスファルトフェルトなどを何層にも重ねて防水層を作る。
熱で溶かしたアスファルトを用いる方法と、溶剤に溶かしたアスファルトを用いる方法があり、後者を冷工法という。
アスファルトは原油が天然に蒸発したとき、または石油精製の残留物として得られる黒色の固体、または半固体物質。
■アプローチ
本来の意味は目標に近づくということ。
建築用語としては、道路や広場から玄関などの出入口に通じる導入路を指す。
玄関前の屋根の掛かった車寄せの部分は、ポーチ(porch)。
■アルコーブ
部屋や廊下などの壁面の一部を後退させて造られた、くぼみ状の空間。
食事のコーナーやベッドを置く場所として使われることが多い。
和室の床の間もこの一種とみなすことができる。
アルコーブより小形で、壁の一部を半円形などにえぐって彫像や装飾品などを置く部分はニッチ(niche)と呼ぶ。
■合わせガラス(あわせ-)
2枚の板ガラスの間にポリビニルプチラールなどのプラスチックシートを挟んで加熱圧着した安全ガラス。
割れた場合も破片が飛散しない。
■安定器(あんていき)
蛍光ランプや水銀ランプのような放電ランプの放電を安定させる装置。
チョークコイル、あるいはバラストともいう。
■イニシャルコスト
建設時など当初に必要となる費用で、設備の導入などにおいて、ランニングコストに対して用いられる用語。
■色温度(いろおんど)
光の色を表現する指標のひとつ。
一般照明用光源の光の色は、普通色温度で表され、単位はケルビン(K)。
光の色は色温度の上昇につれて、赤、黄、橙、白、青みを帯びる。
一般に白熱ランプの色温度は2800K、蛍光ランプは4600~7100K(昼白色・昼光色)。
色温度の低い光源ほど暖かく、高くなるほど冷たい印象を与える。ちなみに、ろうそくの光は約1900K。
■ウォールウォッシャー
壁面を照らすことを主とする照明方法、あるいはそのための天井埋込型の器具。
■エスキース
デザインや設計の構想を練るために描かれるスケッチ。通常、フリーハンドでラフに描く。
■FRP(エフアールピー)
ガラス繊維強化プラスチックのこと。
■エレベーション
高さのこと。建築用語としては立面図。通常、外観についていい、室内の立面は展開図で表す。
■演色性(えんしょくせい)
同一のものでも、ものの色の見え方は光源の種類によって異なる。
たとえば人の顔でも、蛍光灯の下では青みがかって見え、白熱灯の下では黄みがかって見える。
このような人工光源による色彩の再現度合を演色性という。通常は平均演色評価指数Raで表し、数値が100に近いほど演色性がよいことを示す。
■オイルステイン
木材に用いられる油性の着色塗料。 一般にボイル油などに染料を加えたもので、木地を生かす透明性に特徴があり、茶褐色系が主。
■押縁(おしぶち)
板状のものの継ぎ目や端部などに隙間を隠したり、押さえのために取り付ける細い棒状の部材。
■開口部(かいこうぶ)
屋根、天井、壁、床などに採光、通風、換気、眺望、通行、などの目的で、その一部を開けている部分。
主に窓や出入り口のことをいう。堅木(かたぎ)一般的に堅固な木材をいうが、カシ、ナラ、クヌギなど特定の広葉樹を指す場合もある。
■堅木(かたぎ)
一般的に堅固な木材をいうが、カシ、ナラ、クヌギなど特定の広葉樹を指す場合もある。硬木とも書く。これに対して、針葉樹を軟木ということがある。
■かね
直角のこと。かね折りというと直角に曲げることや曲がった形のこと。また直角を求めるための物差しを曲尺という。曲とも書く。
■框(かまち)
家具や建具において、枠組とする構造の周囲の枠材。また、段になる部分の縁に使う厚い横材も指し、玄関の上がり框、床の間の床框、縁側の縁框などがある。
■間接照明(かんせつしょうめい)
光源からの光を天井や壁などに向け、作業面などに直射せずに反射光を利用する照明方式。 直接照明に対する方式で、それとの中間方式として半間接、半直接などの照明方式がある。
■顔料(がんりょう)
水、油、アルコールなどの溶剤に溶けない、着色用の固体粉末のこと。
塗料、絵具、印刷インキ、プラスチックなどに用いる。
無機顔料と有機顔料があり、有機質が金属と化合したものをレーキ顔料という。
また、塗料に用いられる顔料のうち、着色用ではなく、塗料の性質を改善するために添加されるものを体質顔料という。
■強化ガラス(きょうか-)
安全ガラスのひとつで、板ガラスを加熱後に空気によって急冷して作る。 衝撃、曲げ、圧縮などに強く、割れた場合は破片が粒状になる。
■クッションフロア
ビニル系床シートの一種で、略してCF。 中間層に発砲塩化ビニルを使って、クッション性を高めている。色彩や模様の種類が多い。
■クライアント
建築家、弁護士、デザイナー、広告会社などに対しての依頼人のこと。 また商店の得意客のことをいう。
■グレア
まぶしさのこと。 目が一定の輝度に慣れているとき、高すぎる輝度の光が飛び込んでくることにより、対象がみえにくくなったり、目が不快になったりする現象。
■化粧合板(けしょうごうはん)
表面を化粧した合板のこと。 印刷紙を張ったプリント合板、木材の薄い板を張った天然木化粧合板、ポリエステル樹脂板を張ったポリエステル合板、塗装合板などがある。
■倹飩(けんどん)
箱などの戸や蓋をはめ込む方法で、上下に溝をつけ、戸や蓋を上げ落としに建て込む。
■甲板(こういた)
一般には、カウンターやテーブルなどの上面の水平な板を指し、天板、あるいはトップともいう。 カウンターの場合はカウンタートップ、テーブルの場合はテーブルトップ、キッチンの作業面などはワークトップ。
■合板(ごうはん)
厚さ1~3mmの薄い板(単板)を、交互に繊維方向を変えて奇数枚張り合わせ、1枚の板としたもの。
木質系の面材料の代表的なもので、反りにくく、木材では特にくい均質性がある。
薄い合板をベニアと呼ぶことがあるが、べニア(veneer)とは単板のこと。
■コーニス照明(-しょうめい)
建築化照明のひとつ。 壁が天井と接するところ近くに設けたコーニスに、蛍光灯などの光源を内蔵させた照明方式。 壁の上下などを明るくする間接照明となる。
■コーブ照明(-しょうめい)
建築化照明のひとつ。 折り上げ天井の隙間や壁に光源を隠して、天井面を明るく間接照明とする方式。 天井があまり高くない広い空間に有効。
■小口(こぐち)
棒状のものを横に切った切り口のことで、とくに煉瓦などの最小の面をいう。小面ともいう。木材の切り口は小口と書く。
■混合水洗(こんごうすいせん)
湯と水が混合されてひとつの口から出る水栓。 操作部分がシングルレバー式とハンドル式のものがあり、自動的に温度の調節できるサーモスタット式などもある。
■コンパネ
コンクリートパネルの略語。商標。型枠の堰板用の耐水合板のことを指す。 床仕上げの下地板や屋根の野地板としても使われることが多い。
■サムターン
シリンダー錠の室内側に取り付けたロック用の金具。小さなノブを回転させて施錠するもの。
■サンド・ブラスト
圧縮空気で砂を高速で吹き付けること。 ガラス、石、金属などの鏡面を粗面にしたり、磨いたり、錆を除去したりするなど、色々な使い方がある。
■3路スイッチ(さんろ-)
1つの照明器具を2箇所から点滅できるスイッチの系統。階段の上下や寝室の入口とベッドのそばなどに設置されることが多い。電気の回路が3本必要なので3路という。
■仕上げ表(しあげひょう)
建物の各部の仕上げを示した一覧表。通常、外部と内部に分ける。内部仕上げ表は、各室ごとに、床、幅木、腰壁、壁、天井、そのほかのエレメント項目について記入され、下地と仕上げとを分けて表示する場合もある。
■シート防水(-ぼうすい)
プラスチックまたは合板ゴムシートを、接着などで下地に取り付ける防水の工法。
アスファルト防水に比べると材料の性能が安定し、耐久性・耐候性に富み、下地の亀裂にも強い点が優れている。
また工期が短くてすむ。しかし、シートのつなぎ目や曲面などの複雑な部分の施工に欠陥が生じる可能性がある。
■漆喰(しっくい)
消石灰に糊、砂、すさなどの繊維を加え、水でよく練り合わせたもの。
壁天井などの仕上げに用いるが、漆喰塗りは工期が長いために、現在ではあまり使われていない。
■決り(しゃくり)
板状の材をはぎ合わせるために、接合部分に溝など欠き込みを加工すること。
■集成材(しゅうせいざい)
厚さ25~50mm程度の木材を、繊維方向を平行にして接着剤で張り合わせた材。
枚数によって大きさは自由に作られる。
比較的均質になり強度が増す上、乾燥済みのため狂いも少ないという特徴がある。
■照度(しょうど)
光源から照らされた、ある面の単位面積が受ける光の度合いをいい、単位はルクス(lx)で表す。
JIS照度基準では建物別、部屋別、行為別に照度の基準値を示している。照度を計るためには光電池を使った照度計を用いる。
■シリンダー錠(-じょう)
スプリングで押えられた円筒内の数本のスプリンターを、鍵で回転しながら押し上げることによって本締めボルトを開閉する形式の鍵。
開き戸の錠はこの形式のものが多い。タンブラーの長さや鍵穴の形を変えることで、無数の鍵を作ることができる。
■シングルレバー式混合水栓(-しきこんごうすいせん)
一本のレバーを上下することで開閉を行い、左右に回すことで温度調整のできる水栓金具。
操作が楽なため、台所用や洗面用などに多く使われる。
■シンメトリー
古代ギリシアのシンメトリアを語源とする比例に基づく美の原理。
今日では狭義の左右対称形をいうことが多い。対照ではない形はアシンメトリーという。
■スタッキングチェア
積み重ねのできる椅子。使用人数が変動するところや、空間の使用目的が変化するところに利用される。
■ステイン
染めること。一般的には木材などを着色する液状の染料をいい、油性の溶剤によるものをオイルステインという。 それによる仕上げがオイルステイン仕上げ。
■スラブ
垂直方向の重量を受ける水平の面のこと。 通常は、鉄筋コンクリート造の床板をいい、床スラブともいう。厚さは一般的に13~18cm。
■スリーブ
一般にさやのこと。コンクリートの部分に配管を通す場合、型枠工事の段階であらかじめ埋め込んでおくパイプ状のもの。
■石膏ボード(せっこう-)
石膏を主体に、軽量の骨材を加えたものを心としその両面を厚紙で覆って平らな板状にしたもの。
防火性、遮音性、寸法安定性などにも優れ、価格も比較的安いため、壁、天井などの内装下地材として最も一般的な材料。
一般には、プラスターボードともいい、図面上ではPBと表記されることがある。
標準的な製品のほか、防水処理を施したシージング石膏ボード、塗り壁の下地用に使う石膏ラスボードそのほかのタイプがある。
■ゾーニング
建築・インテリア計画において行われる設計計画上のプロセスのひとつ。
空間を機能や用途別にまとめていくつかの小部分に分け、それぞれに必要な空間の大きさを設定し、相互の関連を見た上で空間の中での位置関係を決定する。
建物の上下階にわたって垂直的な空間を分配、割付けしていくのがヴァーティカルゾーニング。
ひとつのフロアを対象に水平的に空間の分配、配置を行うのがフロアゾーニング、またはブロッキング。
■ソフト幅木(-はばき)
塩化ビニル樹脂系の材料で作られた幅木。モルタルやボード面に接着する。
■揃(ぞろ)
同一の平面の意味で、面一(つらいち)、さすりともいう。2種の部材がぶつかる箇所の仕上り面が、同じ高さにそろう様。たとえば畳と床板を、揃にする、面一にそろえる、などという。
■ダクト
空調・換気設備として、空気を所定の場所に送る管路。
風道ともいう。断面が長方形のもの角ダクト、円形のものを丸ダクトあるいはスパイラルダクトといい、工場生産による規格品がある。
電線・ケーブルなどを通す導管のこともダクトと呼ぶことがある。
■駄目工事(だめこうじ)
工事がほぼ終わった段階で、手直しの必要があると指摘された部分について、手を加えて改善する工事のこと。
手直しの部分を指摘することを、駄目を出すなどという。
■垂れ壁(たれかべ)
天井から垂れ下がった形で、途中までしかない壁。 床の間の上部のものや、防炎区画として付けられたものなど。下がり壁ともいう。
■撓み(たわみ)
荷重を受けた構造物や部材が反りまがった形になること。 材の軸の方向に垂直な方向への変形をいい、軸方向への変形は伸び、あるいは縮みになる。
■チャンネル
コの字をした形鋼。Cチャン、あるいは溝形鋼ともいう。
■調光器(ちょうこうき)
照明の明るさを連続的に増減し、調整するための装置。
これを組み込んだ照明器具もあるが、通常はスイッチ類と並べて設置する。
■丁番(ちょうばん)
開き戸や開き蓋などの開閉軸に用いる金物で、蝶番とも書き、ちょうつがいともいう。
一般的には1本の軸を中心に左右に開く平丁番を指す。
ほかに枠なしのガラス丁番、扉の小口に掘りこむ隠し丁番、ビューロー用扉のフラップ丁番など、取り付ける扉の素材や状況などに応じていろいろな種類がある。
■突板(つきいた)
木材を刃物で薄くそいだ板。通常、高価な良材を原材料とし、内装化粧用として使われ、合板などに接着して用いる。
スライスベニア(スライス単板)ともいい、一般に厚さ0.2~0.3mmを薄突板、0.7~0.9mmを中厚突板、1㎜以上のものを厚突板といっている。
突板を合板などの下地に接着することを練付けという。
■ディテール
建築やインテリアにおける、小さな部分、細かな部分のこと。
また、詳細を表わした図面のこと。特にインテリア空間では、ディテールの扱い方が重要である。
■テナント
家屋や部屋を借りる人。一般にはビルの一部を借りて事業を行う出店者や事務所をいうことが多い。
■テラゾー
大理石などの砕石を白色セメントで固め、磨いて大理石のように仕上げた人造石。
板石状に工場製作したものをテラゾーブロック、規格寸法の正方形にしたものをテラゾータイルという。
また、現場で施工するものを現場塗りテラゾーという。
■動線(どうせん)
建築や都市の空間における人や物の動きを軌跡として示す線。
その動きや量などを予測し、パターン化して設計上のよりどころのひとつとする過程を動線計画という。また動線を平面図などに描き込んだものは動線図と呼ばれる。
■胴縁(どうぶち)
板張りやボード張り仕上げの壁の、下地となる小幅の部材。
木製と鉄製がある主に水平方向の横胴縁をいうが、垂直方向の縦胴縁に使うこともある。
大壁の場合、柱、間柱に横胴縁を取り付ける。
■土間(どま)
屋内で地面のままか、三和土などとしたところ。
民家では、にわということも多い。
現代では石張り、コンクリート打ちなどとしている場合もある。
■留め(とめ)
部材が90°で接するときの隅角部分の接合方法で、双方の小口が見えないように45°にして合わせること。
90°でない場合も、2等分した角度で合わせる。この方法による接合を留継ぎという。
■トリム
本来は、形を整える、そろえるという意味。インテリアでは、カーテンの縁飾りのことをいう。クラシカルで優雅な効果を出すことができる。
■逃げ(にげ)
部材の狂いや、施工時の誤差に対処するため、あらかじめ部材間に小さな隙間を作るなどの処理をしておくこと。
■パーケット
寄せ木張りの床のこと。パーケット・フローリング。寄せ木張りにすることや、寄せ木細工は、パーケットリィ。
最近は寄せ木状に表面材を合板下地などに張った製品の利用が多い。
■パーティクルボード
木材の小片に合成樹脂接着剤を添加、加熱圧縮して成型した板。
家具用や内装下地として、木質系の面材料としては、合板に次いで多く用いられている。比重は、0.5から0.9まであり、用途によって使い分ける。
■排煙設備(はいえんせつび)
火災によって発生した煙を、できるだけ速やかに外部へ排出させるための設備。
排煙窓による自然排煙と機械による方法があり、建物の規模などに応じて法規で定められている。
■配線ダクト(はいせん-)
照明器具の取り付け装置でトラックライト、ライティングレールともいう。
通電できるレール状のものを天井に埋めこんだり、直付けしたりする。
レールに装着できるアダプター付き器具であれば、器具の取り外しや移動が容易。スポットライト主体の店舗照明に欠かせない。
■パイプシャフト
建物内において垂直の筒状になった配管用スペースで、上下階を貫通する配管をまとめて収める。
図面上ではPSとう記号で表示されていることが多い。
■ハニカムコア
クラフト紙やアルミニウムの薄板などを蜂の巣状にしたサンドイッチパネルの心材のこと。
これを心材とし、両面に合板を張ったものをハニカム合板という。軽量で強度もある。
■幅木(はばき)
洋風の室内で、壁が床に接する部分に取り付ける横板。
汚れや傷を防止することと、美観上の目的のほか、施工上の納まりからも重要。
壁面よりいくぶん出っ張る形にする出幅木と、凹む形に納める入幅木がある。
住宅の場合は、木やプラスチックのものが使われる。
■パントリー
食品や食器を置いたり、配膳をする部屋のこと。
主としてホテルなどに見られるが、住宅でも設けることがある。
■ビームランプ
レンズあるいは反射板などを使い、集中配光させる電球、あるいは照明器具。
ビームは一方向に集中する光をいうが、さらに幅の狭い光線はレイ(ray)という。
■引掛けシーリング(ひっかけ-)
ペンダントやシャンデリアなどを吊るすことができる天井付けのコンセント。
左側にねじると外れ、右側にねじると引っ掛かって固定する。
■ビルトイン
建物に造り付けた状態、あるいは造り付けの家具や設備のこと。
家具の場合、ビルト・イン・ファニチュアともいう。
これに対して造り付けではないものは、置き家具といっている。
■ファサード
建物の正面。一般的には玄関のある面をいうが、外観として重要な面であれば、側面または背面もファサードと呼ぶ場合がある。
■フィンガージョイント
木材を長さ方向に接合する方法のひとつ。 接合する材の双方を、手の形のようなジグザグ形に削ってかみ合わせる。
■複層ガラス(ふくそう-)
2枚の板ガラスの間に乾燥した空気を密閉したもの。 とくに断熱性が高い点に特徴があり、結露しにくい。
■ブラケット
もともと腕木の意味だが、一般的には壁付きの照明器具をいう。 壁付きの燭台はスコンス(sconce)という呼び方もある。
■フラッシュ
表面が平らなパネルのこと。木枠の両面に合板を接着する構造のほか、ハニカムコアなど、さまざまな心材を用いたものがある。 この構造の戸をフラッシュ戸、パネルをフラッシュパネルと呼ぶ。
■ブレーカー
電気回路に一定以上の電流が流れると、回路を自動的に遮断する装置。遮断器、サーキットブレーカーともいう。
■プレゼンテーション ボード
内装材や家具、照明器具などのインテリアエレメントについての提案を、依頼主に示すためのボード。
一目で提案内容がわかるように、材料見本、色見本、製品写真やスケッチなどを厚手の台紙に張る。
インテリアコーディネーターの仕事においては、重要な表現手段である。
■フロート板ガラス
溶融ガラスを、それより融点の低い溶融金属の上に流して作る板ガラスで、平滑で、透視性に優れている。大きな面積のものや厚板の製造も可能。
■フローリング
床張りのこと。またそのための床板。もとは無垢材を用いたが、今日では合板の上に広葉樹材の薄板を張ったものが主流で、針葉樹のものは縁甲板と呼び分けることが多い。
■分電盤
屋内に引きこまれてきた幹線からの電気を、各回路に分けて供給する為の装置。 過大な電流が流れないようにするブレーカーを一体に組みこんでおり、一般には蓋付きの金属製ボックスになっている。
■ヘアーライン
スチールウール(鋼毛)などの研磨剤を用いて、一定方向に連続的な条痕を付けた、つや消しの金属表面加工のこと。 ステンレス製品などによく使われる。
■ペンダント
ぶら下がっているもののこと。 通常、天井から吊り下げるタイプの照明器具を指す。 約3kgまでの軽量器具はコード吊り、3~5kgはワイヤ入り、5kgを超える場合はパイプがチェーン式のものが望ましい。
■防水パン
洗濯機を設置する床部分やユニットバスの床部分などに用いる、防水を目的とした皿状の水受け製品。FRPなどのプラスチック製が多い。
■幕板(まくいた)
一般に前後を仕切る境界的な役割をもつ横長の板を総称していう。
家具では机やテーブルの甲板の下側にあって、脚と脚を連結する部材などをいう。
■まぐさ
門や窓、出入り口などの上に渡した水平材で、上からの荷重を支える。
組積造においては、まぐさを使わない方法としてアーチ構造が発達した。
■間仕切り壁(まじきりかべ)
建物の内部空間を仕切ることを主目的とする壁。
構造上の役割が主体となる耐力壁に対していわれることが多い。
■回り縁(まわりぶち)
天井と壁が接する部分に、納まりと意匠を兼ねた目的で取り付けた縁木。
■見切り縁(みきりぶち)
仕上げ面や、2種の面材が接する箇所に、納まりを考慮して取り付ける部材。隅部の見切り縁はコーナービートという。
■見込み(みこみ)
長方形の断面をしている部材の見え掛かり部分における側面とその奥行方向のこと。これに対して、正面になる部分、およびその幅方向を見付けという。
■見付け(みつけ)
→見込み(みこみ)
■無垢材(むくざい)
表面を化粧張りしたり、集成したりしていない純粋の木材のこと。木が本来もつ味わいには優れるが、割れるなどの欠点が出やすい。正物ともいう。
■目地(めじ)
石やコンクリートブロック、煉瓦などを積み重ねたり、タイルや合板を張るときなどの継ぎ目。意匠、施工、材料の特性などに応じて設けられる。目地を積極的に見せる場合と、はっきり見せない場合に大別され、隣り合う部材の間を密着させ、目地幅のないものを眠り目地という。また、あらかじめ目地を納まりよく割りつけることを目地割りという。
■メラミン樹脂化粧板(-じゅしけしょうばん)
メラミン樹脂を印刷した紙に含浸させ、加熱加圧して作る化粧板。 通常、バッカーにはフェノール樹脂を使う。メラミン樹脂はメラミンとホルムアルデヒドから得られる熱硬化性の樹脂で、きわめて硬質。耐熱、耐薬品の性質があり、カウンター面などに使われる化粧板のほか、食器や塗料、接着剤に利用される。
■面取り(めんとり)
角材の稜角の部分を削り取り、斜めの細い面を作ること。通常は平面だが、丸面などいろいろな種類がある。
■役物(やくもの)
一般的な形に対して変種を指す。
瓦やタイルなどの建築材料では、端部やコーナー部分など、一般形では納まらない箇所に用いる。
■ユーティリティルーム
ユーティリティは、実用的なもののこと。もとは主にボイラー、洗濯機などの機械類を設置しておくところ。 今日の住宅では、洗濯など家事作業を行う部屋をいい、キッチンに隣接する位置が便利。
■ランニングコスト
建物や設備などを維持するためにかかる費用。 一般には維持管理費、光熱費などエネルギーに関わるもの、修繕費など。イニシャルコストに対する用語。
■欄間(らんま)
続き部屋の間などにある、鴨居の上の開口のこと。 格子や透かし彫りの飾り板などをはめこむことが多い。 また出入口のドアや、窓の上に設けた採光や通風のための窓部分のこともいう。
■ルクス
照度の単位で、記号はlxが使われる。 1ルーメンの光束で1㎡の面を一様に照らす場合、1ルクスとなる。 なお光束の単位ルーメン(記号lm)は、すべての方向の光度が1カンデラの点光源から1ステラジアンの立体角内に放射される光束をいう。
■レリーフ
浮き彫りのこと。丸彫りと線刻との中間に当たり、立体感や陰影感のある加飾の技法として古くから用いられてきた。
■ロスナイ
冷暖房による冷気や暖気を逃がさずに汚れた空気を排出する機構の空調換気扇。商品名だがほとんど一般名として使われている。

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