広尾の商店街に立ち並ぶ和食店です。
もともと広尾で江戸の昔からご商売をされてきたお家ということで、そうした歴史感を大切にしたお店づくりをしたいと考えました。そこで、クライアントのご希望であった流木を「素朴さ」と捉え、さらに「江戸城下のにぎわい感」を掛け合わせて打ち出したデザインコンセプトが「広尾の縁日」です。
ファサードは、流木の柱を並べ、格子の隙間からは中の様子を少しだけ伺うことができます。入口脇には縁側風のベンチを置き、近くに住む方々が集まって憩うことができるようなスペースにしました。
入口から店内奥へ続く通路は、小路のような演出をし、店内全体に動きとリズム感を出しました。また各所には、クライアントの倉庫から出てきた昔の建具を再利用した造作やディスプレイを施し、とても味わいのある空間になっています。
照明の演出も含め、実際に行ってその雰囲気を感じてほしいお店です。空間と美味しい食事を、ぜひ味わいに行ってみて下さい!
ご依頼内容:新規和食店オープン伴う企画・デザイン・設計・施工
物件内容:路面店 36 m2 / 11坪
竣工:2009年7月